「偶偶絵石(糸魚川ピクチャーストーン)」
紋様石 シロクマ 糸魚川紋様石2糸魚川紋様石 前回ブログと同じ石。目に見える黒い点は、鉱物の結晶。左2つの黒い結晶を目に見立てると、もう一頭のシロクマ誕生。耳に見立てて乗せた小粒の石は、前回と同じ石。 www.hanapanda.com 糸魚川のラベンダービーチ…
糸魚川紋様石1 シロクマ 糸魚川紋様石 海岸で拾ったまま、描いても削っても磨いてもいない自然石(奇石)です。 シロクマ模様の石に、小さな小粒の石を耳のようにのせてみました。 拾う場所は、新潟県糸魚川市の「青海駅」から1㎞のラベンダービーチ。 日本…
「無爲而無不爲(為す無くして 為さざる無し)」「雪原に大樹」の景。描いたようにきれいですが、”拾った石そのまま 無加工の自然石”なのです。 138億年前 ”何もない”どこかで 大爆発。 ビッグバン。 ”何もない”を 切り裂きながら たちまち広がる空間。 宇宙…
「胡蝶の夢」偶偶絵石vol.29 ”拾った石そのまま(無加工)” あるとき、夢の中で胡蝶になり、胡蝶になった身を楽しみます。 すると、夢から覚めたとき、ふと、ある思いをいだきます。 ・・・胡蝶であったことが夢なのか。 それとも、今、自分が人間であること…
月刊愛石10月号 動物縁起の石月刊「愛石」誌の令和元年10月号に、紋様石の偶偶絵石のなかで「動物縁起」の石についてまとめたものを載せていただきました。 卯石、石馬、亀石と亀の尾、猪石、石牛。 【偶偶絵石】 新潟県糸魚川市の田海川河口付近の海岸で拾…
現代アート 偶偶絵石vol.28「81の宇宙」 石は流紋岩の無加工の自然石。地下で熱水の鉄分が染み込んで81の文字が生まれました。8の丸の中にはこの石が固まるときに別の鉱物が結晶していたもの。上の丸の中の鉱物は零れ落ちて穴が開いています。3×3.8㎝ 将棋盤…
現代アート 偶偶絵石vol.27「石のヤマトタケル白鳥伝説」 コロナウィルスで、”遠くに行けない夏”。 ”遠く” に行けないなら、”深く”行こう・・・ と、古事記を読んでいます・・・漫画版だけど・・ 各地各所の古の由来をふくめて、その地に実際に立てることが…
現代アート 偶偶絵石vol.26「石の女神様」 石に、太古の髪形とたなびく衣を思わせるチャーミングな女神さまの模様がありました。 「石の女神様」で有名なのは、”女性の願いならひとつは必ずかなえてくれる”というご利益で、オリンピック前に野口みずき選手が…
現代アート 偶偶絵石vol.25「石の新潟焼山」 糸魚川の海岸で拾った流紋岩に、地中で鉄分が染み込んでできた模様は、新潟焼山2400mにこんなに似ている。新潟焼山糸魚川の海が、海から見える山を見ながらそのまま作ったようで微笑ましい。流紋岩に染み込んだ…
現代アート 偶偶石vol.24「エルヴィス・プレスリー」 夏にエルヴィス・プレスリーを想う人も少なくなりました。 ブルーハワイ、アロハシャツ・・・ 青い空、青い海、鮮やかなアロハシャツを身にまとい、ゆるやかな音楽に身をゆだねる。 ・・・梅雨明けしない…
現代アート 偶偶石vol.23「富士越龍図 北斎の石3」 版画で知られる葛飾北斎の肉筆画「富士越龍図」の富士山のような流紋岩の紋様石で自然石5×5.7です。 葛飾北斎が90歳の時に描いた絶筆と言われます。 版画ではなく肉筆画なので一点もの。長野県小布施の…
現代アート 偶偶絵石vol.22「凱風快晴 北斎の石2」 葛飾北斎の「富嶽三十六景」のなかでも名作と称えられる「凱風快晴」。 ”赤富士”と呼ばれ愛されています。 流紋岩に地中で熱水が染み込み、その鉄分が描き出した”赤富士”です。 無加工の自然石の造形は、…
現代アート 偶偶絵石vol.21「グレートウェーブ 北斎の石1」 今年2020年は、北斎の生誕260年。 「グレートウェーブ」と呼ばれ海外でも絶賛される北斎の代表作「神奈川沖浪裏」。 無加工の自然石の流紋岩(4.7×5.4㎝)に、グレートウェーブがありました。 左右…
「野球のボール石が生まれた 物語」 マグマ由来でできた”流紋岩”です。 2000万年前にできました。 もともとは、そっくりまんなかのグレーのところと同じでした。 地中の大きな塊でした。 そこに地下のマグマであたためられた温泉が上昇してきました。 その温…
現代アート 偶偶絵石vol.20「海がつくった魚石」 海岸に転がっていた 自然石。 波間をゆきかう魚を見ながら 波で ゆらゆら ころころ 転がして 海がつくった 魚の形。 魚の形ができたとき 大きな波に乗せて 泳がせた。 ある日 ひときわ大きな波に乗って 海岸…
現代アート 偶偶絵石vol.19「牛」夏の 高原の 牧場に 点々と 遺跡のように 雲のように くつろぐ 牛 地中で石の割れ目に染み込んだ熱水の成分が黒く牛の顔模様になっている自然石。【偶偶絵石】 偶偶石は抽象。偶偶絵石は具象。 描いても、削っても、磨いても…
現代アート 偶偶絵石vol.18「石のなかの絶景1」現代アート[偶偶絵石(たまたまえ石) vol.18] 題名「石のなかの絶景1」7.2×4.5㎝ 遠くへ旅したいのに 遠くへ旅することは かなわない。 それなら いっそ 行けないほど遠いところへ 旅しようか。 行くことので…
現代アート 偶偶絵石vol.17「野球の石 スコアボード」 この石が地中にあったとき、地盤が隆起する等々の大きな力が加わって多くのヒビが入り、そこに地中の熱水が染み込み、その熱水の成分が白く結晶したもの。川と海を転がって、ちょうど縦横模様が表に出る…
現代アート 偶偶絵石vol.16「野球の石 バット」 海の底に小さな砂粒が積もってできた「砂岩」です。 海底でできたあと、隆起して陸(山)になり、たくさんヒビが入りました。そのヒビに地下のマグマから発せられた(もしくはあたためられた地下水の)熱水が…
現代アート 偶偶絵石vol.15「野球の石 ボール」 この石が地中にあるとき熱水が染み込んで、鉄分の茶色がボールの模様を作り出した流紋岩の自然石 3.4×2.9㎝
現代アート 偶偶絵石vol.14「まろやかな 春の しだれの」現代アート[偶偶絵石(たまたまえ石) vol.14] 題名「まろやかな 春の しだれの」7.4×6.3㎝ まろやかな春。 のどかさよ いつまでもと ささやいても おなじ春は 二度と めぐり訪れない。 過ぎゆくことを…
現代アート 偶偶絵石vol.13「酒石」現代アート[偶偶絵石(たまたまえ石) vol.13] 題名「酒石」4.3×4.7㎝ この石がまだ地中にあったとき、熱水の鉄分が染み込んで模様ができた流紋岩の自然石。 お酒の瓶の形と、まるで注ぎ口のような丸い形まである「酒石」【…
現代アート 偶偶絵石vol.12.4「蛙 異種4匹同居」 海岸で拾ったままの無加工の流紋岩の自然石4×3.3㎝。 この石がまだ地中にあったときに染み込んだ熱水の鉄分が、だまし絵、隠し絵、ダブルイメージの模様になっていました。 4匹の生き物の姿が隠れています…
現代アート 偶偶絵石vol.12.3「猫 異種4匹同居」 海岸で拾ったままの無加工の流紋岩の自然石4×3.3㎝。 この石がまだ地中にあったときに染み込んだ熱水の鉄分が、だまし絵、隠し絵、ダブルイメージの模様になっていました。 4匹の生き物の姿が隠れています…
現代アート 偶偶石vol.12.2「馬と犬 異種4匹同居」 海岸で拾ったままの無加工の流紋岩の自然石の模様に、だまし絵、隠し絵、ダブルイメージそのままに4匹の生き物を見つけました。 真ん中下に「ゴールデンレトリーバー」 その顔は「馬」のあごのラインと共…
現代アート 偶偶絵石vol.12「異種4匹同居」 石の中に ”4匹の異なる生き物” がたたずんでいます。 もちろん、それは私の見かた。 勝手に膨らむ私の独りよがりな想像。 あなたは 何が見えますか。 ちなみに私が見た4匹は・・・ シンキングタイムは、想像の…
現代アート 偶偶絵石vol.11「とど通信 トド文で話す」現代アート[偶偶絵石(たまたまえ石) vol.11] 題名「とど通信 とど文で話す」5×5.7㎝ ふと、どうしているか 気になった。 届いたメールが あまりに型通りだったから。 もっと どんなことでも 言っていい…
現代アート 偶偶絵石vol.10「ジュゴンは不思議でしかたない」現代アート[偶偶絵石(たまたま石) vol.10] 題名「ジュゴンは不思議でしかたない」7.5×5.8㎝ ジュゴンは 不思議でしかたない。 先へ先へと 人は 急ぎ 急くばかり 時計さえ 早く進めてしまおうと …
現代アート 偶偶石vol.9「馬になった猫」現代アート[偶偶絵石(たまたま石) vol.9] 題名「馬になった猫」5×3.3㎝ 自然は いつも まだ私たちが気づかない秘密を 隠している。 たとえ それが 手のひらに乗る小石でも。 栗毛の人懐こそうな馬。 お気づきでしょ…
現代アート 偶偶絵石vol.8「猫 月光浴」現代アート[偶偶絵石(たまたま石) vol.8] 題名「猫 月光浴」5×3.3㎝ 三日月なら こっそり遊びにでかけよう。 かすかな光と やわらかな闇を すくったり かき混ぜたり 澄ましたり。 明るすぎる満月は 気分じゃない。 は…