海の底に小さな砂粒が積もってできた「砂岩」です。
海底でできたあと、隆起して陸(山)になり、たくさんヒビが入りました。そのヒビに地下のマグマから発せられた(もしくはあたためられた地下水の)熱水が染み込んで、その成分が白く結晶したのが、バットの線になっている部分です。
白い線が入ったあと、崩れて、川に流されて、転がりながら削られて、海に出て波に転がされて削られて、海岸に打ち上げられたとき、ちょうど白い線がバットのような形に残っていました。国内の海岸で拾ったままの無加工の自然石です。
2億2000万年前にできた石です。8.3×2.7㎝