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「パンダ」詩 はなぱんだ
優美な黒線がもたらす すこやかな余韻
優雅で まろやか
悠悠として 堂堂
無私のたたずまいに宿る 風格 品格
おおらかに仰ぎ見る まなざしの先は
どこまでも続く 空
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日本人が、こんなにパンダを好きなのは、
多分、日本が ”書道の國” だから。
1600年以上昔に、中国から、言葉をあらわす「道具」として漢字が伝えられました。
日本人の感性は、漢字に ”用の美” を見い出して、愛で、魅了されました。
黒線が描き出す 豊かな世界観は、日本人を より情緒的に、思慮深くしてくれました。
白地と黒線の妙に、わくわく心躍ったり、心地よさに浸り安らぐのは、日本人の文化のDNA。
と、はなぱんだは、パンダを描きながら思うのでした・・・