きのうは「おにぎり石」
きょうは「のりまき石」です。
白飯と海苔の組み合わせで、見た目はそっくりだけど、
右の石の、
白飯に見えるのは、石英。
海苔に見えるのは、変玄武岩。
左の石の、
白飯に見えるのは、石英。
海苔に見えるのは、緑の石英。
右の石の石英は、ところどころ茶色くなっているので、「かんぴょうの細巻き」という感じです。
新潟県糸魚川の海岸で拾ったままの、削っても描いてもいない自然石です。
【これは海岸散策のススメです】
海風、波の音、潮のかおり、どこまでも広がる大海原と水平線・・・深~くリラックスしていると、足元にころがっている石の模様にナニカを見つけたりするのです。
それは、それまで頭の中で堅くスクラムを組んで固定化していた回路が、手をほどいてみんな思い思いにリラックスしている感じです。
そして、気持ちよく伸ばした手で、あたらしい相手と新鮮な気持ちで手をつなぎ直す・・・頭の中がそんなふうになっている感じがするのです。
何億とか何千万年のあいだに起こってきた地殻変動は、私たちの時間軸から見るとはるかに大きな地球の営みです。
その歴史が、手のひらにのるような小さな石に刻まれて、偶然おもしろい模様が生まれます。
そんなおもしろ石は、Imaginative stoneというか、The stone which excites imagination想像をかきたてる石で、奇跡の石Miraculous stoneでもあるのです。
海岸を散策しながら、地球46憶年、日本列島2000万年の歴史を感じてみるの、オススメです。
Hanapanda