霰蕎麦(あられそば)・・・
最近、”あられ蕎麦”と言うと、
あたたかい蕎麦の上に、海苔が敷かれて小柱がこんもり盛られた蕎麦ばかりを言うみたい。
記憶ちがいなのかなぁ・・・・
私は”あられ蕎麦”というと、賽の目のお餅が揚げられてあたたかい蕎麦のうえに散らされたものを思うのですが・・・・このごろそういうものは見つからないのです。
冬、もち米でお餅をついて、薄く切ったものをワラで編んだものが軒先に吊るされて、半月後にはかきもちになって、それを切って揚げて・・・ちょうど霰(あられ)がぱらつく頃に食べられるから、時節の道理もぴったり合うので、揚げた賽の目のかきもちを散らしたのが”あられ蕎麦”と思っていたのだけれど・・・記憶ちがいかなぁ。
この冬、霰蕎麦のメニューに気を付けてみようかな。冬の自由研究。
「のんびりの」ネコのイラスト Hanapandaはなぱんだ