滋味日日・・はなぱんだ の「いいこと ”お福わけ”」

"はなぱんだ”のパンダ・パンダ・パンダ

いまどきの小鳥の巣は化繊中綿製

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 これ、だれの家?
 玄関扉のすぐまえに置いたゴールドクレストをかきわけたら、こんなに立派な小鳥の巣!
 いつの間に!!


 冬の寒さで茶色く枯れた葉をとりのぞこうとゴールドクレストをかき分けたら、こんなのが出てきました。


 今朝、ひさしぶりに晴れて陽がさしたので玄関掃除をしていたら、うしろでしきりに小鳥がヒュルルル(?)みたいな声で鳴いていたのだけれど、あれは、巣のまわりをうろうろしている私に抗議していたのですね。
 作りたてだったのですね。


 それにしても、なんて立派な巣。
 どれくらいの時間をかけて作ったのでしょう。
 イマドキは、どこから調達してきたのでしょう、キルティングの化繊の中綿みたいな白い化学繊維でふっかふかに作られているのです。
 人間は鳥のダウンをまとって、鳥が化繊の中綿を使っているというのもなんだかおかしいけれど。


 ところで、私が巣を見つけてしまったところを、うしろの電柱のうえから眺めてしきりに鳴いていたこの巣の主。こんなに立派な家を作ったのに、人間に見つかっちゃったから、これは放棄してしまうのかな?でしょうね。野生だから。
 ごめん。
 見つけちゃって。
 でも、玄関扉に触れそうなくらい間近に置かれたゴールドクレストに巣をつくるなんて、そもそも無謀な立地なのだから。


 鳴き声からしてスズメでないことはわかるのだけれど、いつものことながら、愛鳥家でない私にはこの巣の主の鳥の種類が???
 おおきな白鳥に心奪われているあいだに、こんなに間近に小鳥がせまっていたなんて・・・
 大空ばかりながめて歩いていると、足元の小石を見落としてしまうようなものですね。

 巣ができてから巣立つまでの37日間の全記録はこちら↓
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