孵化して9日目のカワラヒワのヒナ。
きょうも北陸地方は春の嵐が吹き荒れて、終日、巣のある鉢植えのゴールドクレストは大きくゆれていた。
まるで嵐の大海原にただよう小舟のような野鳥の巣。
これじゃ、ヒナたちは船酔いしてしまうんじゃないかと気の毒になる。
ところが、巣をのぞくと、いつもぐっすり眠っている。
よくて、寝ぼけまなこでぼんやりこちらを見るくらい。
深く眠りながら、体は確実にかたちを変えている。
目が覚めるたびに、自分の体が変わっているって、どんな感じなのだろう。
きょうの巣を上から見たところ。
ほわほわの落ち武者のような白くてまばらな毛の下に、”鳥の羽のもと”になるであろう太い芯みたいなものができてきた。
孵化した直後からある、このほわほわの白い毛は、これからどうなっていくのだろう。
生まれた直後から白いほわほわの毛はあった。
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