孵化してから12日目。
カワラヒワのヒナも、この目力。
野鳥のヒナの強さが目に宿っている。
いつもこんなに近づいてくるのに(望遠じゃなくて接写で撮るから)、何もエサをくれないカメラなんて、もう無視している。
光が差し込んでくる南の方を、まっすぐ見つめている。
あさって、あの光が差し込んでくる外の世界にむかって自分が羽ばたいていくことを、わかっているのでしょうか。
居心地のいいこの巣ですごすのもあとわずか・・・・ということをわかっているのかな?
まもなく大きなイベントが待っている。
親鳥が巣を離れている時間が長くなってきたように思うのです。
そして、異変がもう一つ。
巣を上から撮ったところいつもより、ヒナの重みで巣がすこし沈んでいる・・・・ヒナたち、ずいぶん体重が増えたもんね。
それにしても、過不足なく、4羽のヒナが育つのにジャストサイズだったことに感心します。
カワラヒワの巣ができたとき、すこしコンパクトでちっちゃめな気がしていたけれど、4羽のヒナが育つのにちょうどいい大きさでした。それがわかってカワラヒワの親は4個の卵を産んだのでしょうか。
野鳥の親も、ヒナも、巣も、ほんとうによくできている。
巣ができてから巣立つまでの37日間の全記録はこちら↓
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