孵化して6日目のカワラヒワのヒナが、カメラを親鳥と勘違いして、目の前でフンをしだしたきのうのブログのこの写真。
チューブから歯磨き粉が出てきたみたいと思ったけれど、実はスゴかったのです。
孵化したばかりのヒナのフンは、成鳥とちがって、うすい膜に包まれているのだそうです。
親鳥が、巣の外に運びやすくするために。
すごい!
思わずブログの写真を見直しました。
ほんとうだ!
透明ビニールのチューブ入りみたいな感じ。
フンを真空パウチに包んで出しているなんて・・・
赤ちゃんのおむつ替えをしているママたちは、人間にもこのワザがあったならどんなにラクなことかとうらやましがることでしょう。
だから、巣に、フンの痕跡がまったくなかったのですね。
せまい巣のなかで4羽がひしめき、ぐるぐる入り乱れているのに、すこしも白い汚れが付いていないのを、きれいすぎると不思議に思っていました。
玄関にこの野鳥の巣ができたときから、長岡市立科学博物館にメールでいろいろお聞きしています。
野鳥を見守る心得がなにもなくて、わからないことだらけだけれど、学芸員さんがとても親切にいろいろおしえてくださいます。
この写真を見て、ヒナのフンが膜につつまれていることをおしえてくださいました。
巣ができてから巣立つまでの37日間の全記録はこちら↓
www.hanapanda.com