2つまえのブログに載せたロックスターのような孵化して5日目のカワラヒワのヒナの写真を撮った次の瞬間、ヒナたちはおもむろにからだをぐるぐるまわしながら、巣の中に頭をつっこんで・・・・こうなりました。
これが完成形。
写真から、なにが起こったかわかりますか?
まだ目の開かないヒナは、巣の上のカメラの気配を親鳥だと思ったのでしょう。
お尻をうえに突きあげて、フンをしはじめたのです。
チューブから歯磨き粉が出てくるように・・・・
「持っていって」と言っているのでしょうか。
ゴメン、親鳥じゃないから、さすがに私がフンをとってあげることはできないよ。
もう少ししたら、お父さんかお母さんが来るから、そのまま、もうちょっと待っていてね。
カワラヒワの親鳥は、孵化したあとの卵の殻やフンを運び出して、巣のなかを常に清潔に保っているそうです。
どうりで、いつも、巣もヒナも、すこしも汚れていないハズ。
きれい好きなんですね。
野鳥の巣に”汚部屋”なんてナイのですね。
それでも、巣のなかにギュウギュウ詰めのヒナたちが、親が掃除するより早くフンをして、それを踏んだりすることはありそうなものを、ヒナにまったくフンがついていないことは謎でした。
その答えがこれ。
ヒナは、巣のなかで頭より高くお尻をつきあげて、親が運びやすいような体勢でフンをしていたのです。
いつ、どうやって、そんなことを覚えるのでしょう。
スゴすぎます。
人間にはとうていマネできない野鳥のヒナの荒業・・・お尻を体のいちばん高い位置にあげてぇぇぇぇその体勢でフンをする!。
巣ができてから巣立つまでの37日間の全記録はこちら↓
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