孵化して5日目のアインシュタインたちは、なんだかロックな感じになってきた。はげしく頭をふってヘッド・バンキングしているノリノリなカワラヒワのヒナ。
孵化した4月11日から、写真ではいつも3羽しか確認できなかったから心配していたけれど、ちゃんと4羽いた!
いつも誰かが下敷きになっていたなんて、今になるとなんだかおかしい。
ちいさな野鳥の巣は、もうぎゅうぎゅう詰めに見えるけど、これから先、この大きさで大丈夫なのかな?
きのうの道路工事の爆音と振動には、ほんとうに心配しました。
朝9時から午後2時まで工事したあと、工事車両ともどもおじさんたちは帰っていったけれど、そのあと、2時間近く、あたりはシーンと無音の状態が続いていたのです。
このところ、日の出から日没まで、ピチュピチュ、チチチチ、チュンチュン、ピーピーとそこここで絶えず小鳥たちのさえずりが聞こえていて、ヤマバトまで鳴いていたのに、工事がはじまった途端、野鳥たちの声がまったくしなくなったのです。
さえずりがまったく消えてしまった・・・・
シーン・・・・・
ひさしぶりの音のない世界は、怖いくらいの静けさでした。
それは、鳥たちの恐怖心に満ちた世界。
生きものの気配がない世界って・・・・・オソロシイ・・・
駅前や公園のヒヨドリやカラスやサギを追い払うのに大きな音を出すのがよくわかりました。
野鳥たちは、大きな音がほんとうに怖いのです。
工事のおじさんたちが帰って、小鳥のさえずりが少しずつ帰ってきたころには、もう夕方。4時すぎでした。
まだまだたよりないカワラヒワのヒナたちが、9時から夕方4時まで7時間もエサをもらえないのでは、ひからびてしまうのではないかと気が気でありませんでした。
きょう、元気な4羽を見てほんとうにほんとうにホッとしました。
今日明日の週末は道路工事がないけれど、月曜からは立て続けにまた工事がはじまります。
月曜までに、もっと大きくたくましく育って、なんとか乗り切ってね。
巣ができてから巣立つまでの37日間の全記録はこちらに↓
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