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糸魚川紋様石vol.26「千年松といえば・・表」奇石という奇跡

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糸魚川紋様石26千年松

糸魚川紋様石
石が描く世界は 永永(えいえい)
【千年松といえば・・表】
「鶴宿千年松」鶴は宿る千年の松 でしょうか。
出典は
「廬山記」で、12世紀、宋の陳舜愈の撰による歴史地理書です。

 禅語には鶴舞千年松 亀遊萬歳岩」というのがあり、
千年松に鶴が舞い、万歳の長久な齢をたたえた岩(石)に亀が遊ぶ・・

 鶴は、白い毛が老人につながるというので、長命の象徴。
 亀は、その亡骸を見ることがないので、より長命の象徴。とか。
 千年松と萬歳岩は、長命であるとともに、栄える繁栄の意も。
 この禅語には、長命と繁栄の象徴が4つもあるのです。

 鶴亀だけだと「鶴は千年、亀は万年」と
 長命をたたえた「静」のシーンなのですが、
 この禅語は、
 「鶴は舞い、亀は遊ぶ」と、「動」のシーンを描いています。
 つまり、長命・繁栄だけでなく、
それを、喜び謳歌しているユートピア(理想郷)を描いているのです。
 寿命がのびて長命をさずかっても、じっと静かにすごすというより、さずかった長命を能動的に謳歌するというところが、
今の”若い”お年寄りには ふさわしい気がします。

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糸魚川紋様石26千年松拡大

ちなみに「廬山記」の当該箇所は、ネットの国立公文書館デジタルアーカイブで、漢書重要文化財になっている豊後国佐伯藩主毛利高標旧蔵のもので見ることができます。
「廬山記 智」
 寄 廬山隠者
     風鳴雲外錘

     鶴宿千年松
     相思査不見
     月出山重重


 糸魚川ラベンダービーチで拾ったまま、描いても削っても磨いてもいない無加工の自然の紋様石(奇石)。
 地球の歴史が記された糸魚川紋様石(奇石)。
 それは”奇石”という名の”奇跡”だから・・・

 ラベンダービーチを埋め尽”くす何億・何十億個の小石に、こんな模様・紋様が隠れている。
 地球が何かを意図してつくり出した紋様石じゃないから、”何”を見つけ出すかは、”その人次第”
 ”あなた”が見い出した模様・紋様には、きっと”あなた”があらわれている。探す人が多ければ多いほど、たくさんの模様・紋様が見つかるから、みんなで探したらもっと楽しい

糸魚川紋様石】
 糸魚川フォッサマグナで有名です。日本で、世界で、有数の地殻変動がさかんなところだから、海岸を埋め尽くす小石の多くに個性的な模様や紋様があります。紋様をつくり出したのは、火山噴火や地殻変動やマグマや熱水の上昇と、何千万年という長い時間。つまり小石の模様は、地球の息づかいの痕跡地球の歴史
 石の模様・紋様から、これができたプロセス(過程)をさかのぼって推理する地理・地学はワクワクする

【石を拾った場所】
 新潟県糸魚川市えちごトキめき鉄道青梅駅」から1㎞のラベンダービーチ。ラベンダー色の翡翠が拾えるので、こんなロマンチックな名前がついています。駅と海岸の間にセブンイレブンがあって、海岸横に海岸利用者用の公衆トイレもあるので、安心して海岸散策と石拾いができます。
糸魚川紋様石をさがすには】
 鉱物の知識や、山登り・秘境探検のスキルがなくても大丈夫。
 必要なスキルはたった一つだけ。それは見立てにとどまらない想像力”。 必要なスキルは ”想像力” だけ
【by tamatama7373(たまたまなみなみ)】
 ブログ左のカテゴリーにある「偶偶石(たまたまいし)」「偶偶絵石(たまたまえいし)」もすべて糸魚川紋様石です。