カレー用に角切りされた豚肉から1時間かけずに作ります。長時間煮込んだ角煮にも負けない照りとコク。
【材料】
豚角切り(このときは赤身が多いモモ肉でした。ばら肉だと油でボリュームがでます)
塩 (赤穂のあまじお天塩 あら塩 ㈱天塩)
コショウ (S&B ホワイトペッパー)
オリーブオイル (サルバーニョ 輸入者:サンエーエンタープライズ㈱)
バター
白ワインビネガー(白ワインビネガー ㈱ミツカン)
白ワイン(信州ナイアガラ/酸化防止剤無添加 ㈱アルプス)
八丁味噌(八丁味噌 カクキュー銀袋 (合)八丁味噌)・・・店頭に並んだばかりの八丁味噌を買って1年くらい置いておくと渋みがとれてまろやかになるような気がしていて、私はいつもそうしています。この八丁味噌もそうしたもの。だから、手持ちの八丁味噌では渋みがあるようなら、赤味噌を混ぜるか、赤味噌で作ってみてください
【つくり方】
1.豚肉に塩・コショウして10分おく
2.豚肉が丁度並ぶくらいの小さめのフタつきテフロン鍋をあたため、弱火でオリーブオイルとバターを溶かす
3.1を鍋に入れて肉の表面が白く変わるくらいでひっくり返していく(中まで火を通しきらない)
4.白ワインビネガーを入れ、酸味をとばす
5.白ワインを入れ、フタをしてしばらく蒸し煮する
6.白ワインをさらにそそいで、しばらくフタをして煮る
7.八丁味噌と塩を加えて、フタをしてしばらく煮る。途中何度か鍋をかきまぜる
8.肉に味がしみたら、鍋のフタを取って、かきまぜながら、水分をとばしながら煮ていく
9.水分がほとんどなくなったらできあがり。水分がまだあっても、写真のように煮詰めた煮汁に照りとコクがでて肉とからんでいたら完成
サラダや千切りキャベツの上に煮汁といっしょにのせるとボリュームのあるサラダになる
この料理は、ひとつひとつの調味料をくわえるごとに、しばらく煮るというプロセスを繰り返しながら作っていきます。そうすることで、それぞれ個性的な風味を持つ調味料のもちあじを、損ねたり、ケンカさせることなくいかすことができるんです。
信州産ナイアガラを100%使用した酸化防止剤無添加のやや甘口ワイン