4月23日から、いよいよクリムト展が始まりましたね。
東京都美術館だから、平成最後で令和初になる2019年のゴールデンウィークに、上野公園はどれだけ混雑しているんでしょう。
上野公園って、アートも科学もそして動物も、一カ所で全部楽しめちゃうのがすごいよね。
この一年でも、エッシャー、ルーベンス、フェルメール、ムンク!などなどどれも見ごたえがありました。
絵画の熱を浴びると、入場前と入場後は、まるで違う人になったくらい気持ちが入れ替わります。
てくてく歩いて横切ってきた上野公園の景色も、絵画展を見たあとは、つい数時間前の景色とは全然違うみずみずしさと壮大さで目の前に広がります。
感動冷めやらぬ高揚した気分で、すぐにこの場を立ち去るのが、とてももったいなく感じられるのです。
けれども、立ち去りがたく、持て余すくらいの余力があるからといって、その足で、ついついふらふらっとすぐ隣にある上野動物園に立ち寄ってパンダを見るのは危険です。
絵画展で心揺さぶられた心象の数々が・・・・なんだか簡単に塗り替えられてしまいそうになるのです。
今日、心を揺さぶられたパッションは・・・そういうのじゃなかったはずなんだけれど・・と。