今年も受験シーズン恒例「合格石」をブログに載せて、受験生の合格を祈念いたします。
がんばってね!!
5を書く石→ごをかく石→合格石!
この石は、削ったり、描いたりしていない、拾ったままの状態で、自然の形と模様が「5」を描いているのです。
国内の海岸で拾いました。
この写真、よかったら受験の合格祈願のお守り代わりに受験生の待ち受け画面に使ってください。
天然石の天然の模様なので、二つとないし、分けてあげることができないものだから。
この模様、地球が2億年かけて作り出した自然そのままの模様です。
小さな石の小さな模様なんだけど、白いスジのひとつひとつが、太古に地球の大地が動いた”痕跡”。
地球が刻みつけた「合格」の印(しるし)を見て、この石に流れた悠久の時間と、大きな地球のパワーを感じてください。
雄大な気持ちになれたなら、合格をぐぐっと引き寄せられることでしょう。
そんな最強の合格グッズです。
ちっちゃい石に、大きな歴史が秘められている・・・受験にいどむ君の努力も、君の中に確実に何かの形を刻んでいる。がんばれ!受験生!!
この石は、「2億年まえ中世ジュラ紀の砂岩に方解石の脈が入っているもの」
この石とこの5の字は、こんなふうに生まれたのです。
2億年前の中世ジュラ紀に、川から流れた砂が海の底にたまって砂岩の層ができました。次に地殻変動がおこりその地層が隆起しました。その時にできたのか、その後ふたたび地殻変動(地震)がおこってできたのか、地層に無数の割れ目ができます。その割れ目に、熱水(地下水がマグマで温められたり、マグマから出る水蒸気の集まりのこと つまり温泉の湯だね)が入り、冷えて固まり白い方解石の脈(筋)ができました。その後、その地層が地殻変動か、川の浸食にあって、崩れて、大小の塊が川へ転がりました。その後も、川を転がり、転がり、転がりながら削られて、やがて海へ出たものです。それが更に波にもまれて転がって、海岸に打ち上げられたとき、ちょうど「5」の字が残る大きさのまんまるな小石になっていたという偶然に偶然が重なってできたものです。
新潟県糸魚川市の海岸で拾いました。
【展示歴】
国営越後丘陵公園「自然のカタチ」展
http://d.hatena.ne.jp/a31017/20101016
長岡市立寺泊水族館
http://d.hatena.ne.jp/a31017/20101122
奇跡の石の物語展
http://d.hatena.ne.jp/a31017/20120926/p1