「偶偶石（糸魚川ピクチャーストーン）」
現代アート 偶偶石vol.12「鳴動」現代アート[偶偶石（たまたま石) vol.12] 題名「鳴動」9.5×6.8㎝ 石の彫刻には 作者の作意が込められている。 現代アートの石の彫刻であるなら それは尚更のこと。 作意あってこその現代アートなのだから。 律義な鑑賞者は …
現代アート 偶偶石vol.11「傷」現代アート[偶偶石（たまたま石) vol.11] 題名「傷」2.1×2.5㎝ 無垢で生まれた 私たちは 誰に言われなくても 自分で自分に傷を付け 傷で自分を作っていく。 傷は私たちを強くする。 傷は私たちを美しくする。 傷を誇り 立つ 【…
現代アート 偶偶石vol.10「本当の兄弟」現代アート[偶偶石（たまたま石) vol.10] 題名「本当の兄弟」5.9×6㎝ 私たちは 宇宙の彼方から 爆発した星の欠片で 飛んできた。 飛んできた星の欠片が集まって 融けてマグマの球になって 何万度もの高熱に たぎってい…
現代アート 偶偶石vol.9「関係」現代アート[偶偶石（たまたま石) vol.9] 題名「関係」3.2×2.8㎝ 私たちは 無関係なものに 関係を見い出す 【偶偶石（たまたま石）】 「偶偶石（たまたま石）」は、自分の美意識・感性を、”それを表す石を探して（拾って）、展…
現代アート 偶偶石vol.8「灼熱やがて」現代アート[偶偶石（たまたま石) vol.8] 題名「灼熱やがて」4.9×3.9㎝ 石の表情を楽しくしている 茶色くおだやかな弧を描く線は フロントライン。 地中深くのマグマで熱せられた地下水が 熱水となって上昇し ここまで …
現代アート 偶偶石vol.7 「静けさ」現代アート[偶偶石（たまたま石) vol.7] 題名「静けさ」3.3×7㎝ どこかで年老いた古い星が爆発して 飛び散った欠片が ぶつかりながら 集まった。 ぶつかったエネルギーは 熱になり 集まった欠片をどろどろに溶かして マグ…
現代アート 偶偶石vol.6「同じ空間にいる」現代アート[偶偶石（たまたま石) vol.6] 題名「同じ空間にいる」4.6×4.7㎝ 高原で 濃霧にまかれ ただまっ白な世界に 立ち尽くす。 やがて ひと際明るく白い玉が現れ そこに太陽があるのだと知る。 あそこに太陽があ…
現代アート 偶偶石vol.5「反射」現代アート[偶偶石（たまたま石) vol.5] 題名「はるか彼方から 光が届く」6.5×3.7㎝ 月明かりで かすかに光る波打ち際。 今は見えない太陽が 月を照らし、 月に反射した光が 足元の波を照らしている。 はるか彼方から 光が届…
現代アート 偶偶石vol.4「記憶」現代アート[偶偶石（たまたま石) vol.4 ] 題名「記憶」3.9×6㎝ ネットの画像検索のように 瞬く間に鮮やかな映像で次々と披露されるような あっけらかんとした記憶でなく、 思い出せそうで思い出せない だけど懐かしさと愛おし…
現代アート 偶偶石vol.3「おちつく」現代アート[偶偶石（たまたま石) vol.3 ] 題名「おちつく」5.9×3㎝ おちつくのは なぜ。 おちついたのは なぜ。 【偶偶石（たまたま石）】 「偶偶石（たまたま石）」は、自分の美意識・感性を、”それを表す石を探して（拾…
現代アート 偶偶石vol.2「際 ゆらぐ」現代アート[偶偶石（たまたま石) vol.2 ] 題名「際（きわ） ゆらぐ」5×3.7㎝ 海岸で拾った石に 波打ち際の景。 陸地の世界と 海の世界。 二つの世界は まったく異なる。 二つの世界を分ける境界 波打ち際。 時に 陸地に…
現代アート 偶偶石vol.1「交わる軌跡」現代アート[偶偶石（たまたま石) vol.1 ] 題名「交わる軌跡」4.1×5.3㎝ 無意識の軌跡がいつか交わるという不思議。 無意識の軌跡はいつか交わるという希望。 無意識の軌跡もいつか交わるという救い。 糸魚川市の海岸で…
