滋味日日・・はなぱんだ の「いいこと ”お福わけ”」

"はなぱんだ”のパンダ・パンダ・パンダ

再び春の嵐。 満開の桜は、”散りはじめ”に

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 北陸地方は、きょう再び春の嵐
 強風が吹き荒れて、うちから庭越しにながめる裏の公園の桜も、「満開」から「散りはじめ」になりました。


 うちの玄関の鉢植えに巣作りしたカワラヒワは、この裏庭でエサを調達して、うちの脇をぐるりとまわって玄関前の巣に帰ってきます。
 食住接近


 おまけに、カワラヒワの親子のために、きょうまで庭の雑草をぬかずにいるものだから、地面はやわらかい緑色
 カワラヒワにとっては、ごちそうの山
 私にとっては、雑草の海


 カワラヒワのヒナが巣立ったら、草取りの宿題が待っています。
 泣くぅぅっぅぅぅ
 本来なら、雑草が種をつけてしまう前に草取りをするのだけれど、カワラヒワ雑草の種を食べるんだって
 それならいっそのこと、雑草の種を全部食べつくしてくれたらいいのに・・・野鳥との付きあいは、そんなに都合よくいかないのです


 巣ができてから巣立つまでの37日間の全記録はこちら↓
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春の嵐のなかで、いつのまにか鳥らしくなっていた

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 日本列島をかけぬけた春の嵐
 17日の午後から18日の昼にかけて、ずいぶん長い時間、強い風が吹き荒れた。


 ゴールドクレストの鉢植えも、カワラヒワの巣をのせたまま、おおきく枝をゆらしていた。
 巣のなかのヒナたちは、船酔いしたりしないだろうか。
 巣から振り落とされたりしないだろうか。
 おびえていたりはしないのだろうか。
 心配すればキリがない。


 春の嵐が去った4月18日のお昼のカワラヒワのヒナの写真がこれ。
 孵化して8日目。


 春の嵐に揺さぶられているうちに、なんだかずいぶん鳥らしくなってきた。
 ほわほわの頭の毛は、なぜか少なくなっている。
 その下に、野鳥の羽らしい黒っぽい下地がそなわってきている。


 カメラを向けたけれど、吹き荒れる風で木が揺れるものだから、ピントがあわず、なかなかシャッターが押せない。
 長い時間、カメラを向けたり、私がのぞきこんだりしていたのだけれど、ヒナは、黒くてまるい目でそれをちらりと見ただけで、大きなあくびをすると目を細めてトロンとした表情でウトウトし始めた。
 一晩中風が吹き荒れていたから、寝不足気味なのかな。


 写真を撮ったあと、しばらくしてから、巣のあるゴールドクレストの植木鉢にジョウロで水をあげていたら、ちょんちょんと枝をわたりながら親鳥が出てきてゆっくり飛び去って行った。
 えっ、親鳥そこにいたの?
 逃げだすのが遅いんじゃない?
 最初のころは、人が近づくと大慌てで飛び去っていたのに、ずいぶんと慣れたものです。
 それとも、きょうは、昨晩の嵐で、カワラヒワの親鳥も寝不足気味だった?


 今晩はみんな、ゆっくり、そして思いきり寝よう!f:id:a31017:20170418115954j:plain
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