滋味日日 ・・・新潟の空気を ”お福わけ”

はなぱんだHanapandaです。そちらはいかがお過ごしですか? こちらは・・・

現代アート 石「眼差し」Contemporary Art vol.24

f:id:a31017:20200314155924j:plain
現代アート 偶偶石vol.24「眼差し」
現代アート[偶偶石(たまたま石) vol.24]
題名「眼差し」2.6×3.9㎝


もちっとした 見た目。
求肥のような 見た目。
透けて見える 黄色みや 紫色は
黄身餡を包んでいるのだろうか。
小豆餡を包み込んでいるのだろうか。
柔らかくて 良く伸びて ほのかに甘そう。
でもこれは
ただの石。
手粉がきらめく餅菓子のように感じたのは
多分 石の半透明な質感。
私たちの眼差しは つまり とても あやふやだ
私たちの眼差しは つまり とても あやしい
私たちの眼差しは つまり とても あぶない
でも だからこそ そこから生まれてくる
慈悲 慈愛 愛着 庇護
計算からは生まれてこない感情の数々

 
偶偶石(たまたま石
偶偶石(たまたま石)」は、作意も作為もない自然石の造形美が”無為の人の心に訴求する力”を借りて、鑑賞者が自らの美意識と感性を具現化して、深い余韻と思索をめぐらすことを体感するアートです。知識という前提を鑑賞者に要求せず、鑑賞者個人のオリジナリティーを引き出すことのみを目的とした現代アートです。作者の作意の理解を求めない自然石に対峙することで鑑賞者自ら感じたものは、鑑賞者オリジナルの感性であり、その存在に気付き深めてもらう現代アートです。第一のフェーズのブログ展示「偶偶石(たまたま石)」ですが、次のフェーズには自分の美意識・感性を、”それを表す石を探して(拾って)、展示(各人のネットにあげるなど)して”各人がみんなで表現し鑑賞しあう広がりを願う現代アートです。
 探し出した石は、描いたり、削ったり、磨いたりせずに、拾ったままの状態であることだけが条件・ルールです。
 その石が、何億年・何千万年の歳月をかけて、現在、この形と模様に至って存在しているのはたまたまのこと。
 地球の表面は、ほぼほぼ岩石でおおわれていて、その中から、あなたが地球のカケラ、その一つの石を見つけ出したのはたまたまのこと。
 ”たま”は”魂(たましい)”、あなたの魂あなたの美意識と感性は、あなたをあなたたらしめているあなたの魂”。
 お互いの石を鑑賞して、多様な美意識と感性に触れたならば、それはとても豊かな共感と発見の体験となるでしょう。
 

 私の偶偶石(たまたま石)は糸魚川市の海岸で自らが拾った石。
 石を拾って、海水を落とすために水洗いだけしたもの。描いていません。削っていません。無加工の天然石です。
 自然の”たまたま”が、何千万年の間に、何層にも交わって作り上げられた造形の結晶です。
 ただの「石ころ」、幼子の「石拾い」は尊くクリエイティブ
 現代アート(Contemporary Art)であり、コンセプチュアルアート(Conceptual Art)であり、抽象造形・抽象絵画(Abstract art, Abstract modeling)。
 地球の内部に秘められた数千度の熱は、ひと時も形態を留めることなくよじれとぐろを巻きながら脱出を試みる。その圧が均衡を崩す時、地球の割れ目からあふれ出し、熱を放ち、盛上り、せり上がり、崩れ、転がり、やがて静かに海岸にたたずむ。そんな情熱的な彫刻(Sculpture)・オブジェ(Objet)。
 地球の数千万年を、たったひと塊に凝縮したミニマルアート(Minimal Art)。
作者/tamatama7373