「おにぎり石」と同じく、海岸で見つけやすいのが「クリ石」。
左の石のように、茶色くて、1:3くらいのところに線が入っていたり、色が変わっていれば、ほとんどの石は栗に見えます。
けれど、右の石のように、
1. 三角形に近くて
2. 上の色が焦げ茶色で、下がうす茶色
3. 下の薄茶色に点々がある
というところまで栗にそっくりな石を探せたら、超ラッキー!!
海岸でもできるんです。たのしい栗拾い。
私も、写真の栗石だけじゃなくて、もう一つ上の、もっとふっくらした栗っぽい三角のクリ石をいつか見つけ出したいのです。ちょっと欲張り。
クリ石は、食べられない栗だけど、
いつまでもとっておける、飾って愛でていられる栗だから。
新潟県糸魚川の海岸で拾ったままの、削っても描いてもいない自然石です。
【これは海岸散策のススメです】
海風、波の音、潮のかおり、どこまでも広がる大海原と水平線・・・深~くリラックスしていると、足元にころがっている石の模様にナニカを見つけたりするのです。
それは、それまで頭の中で堅くスクラムを組んで固定化していた回路が、手をほどいてみんな思い思いにリラックスしている感じです。
そして、気持ちよく伸ばした手で、あたらしい相手と新鮮な気持ちで手をつなぎ直す・・・頭の中がそんなふうになっている感じがするのです。
何億とか何千万年のあいだに起こってきた地殻変動は、私たちの時間軸から見るとはるかに大きな地球の営みです。
その歴史が、手のひらにのるような小さな石に刻まれて、偶然おもしろい模様が生まれます。
そんなおもしろ石は、Imaginative stoneというか、The stone which excites imagination想像をかきたてる石で、奇跡の石Miraculous stoneでもあるのです。
海岸を散策しながら、地球46憶年、日本列島2000万年の歴史を感じてみるの、オススメです。
Hanapanda