もみじの赤い色。
食膳にただ添えるだけではもったいない
もみじそのものの美味しさを味わえる料理になったなら・・・
と誰もが願っているのだろうけれど、
いまだに
美味しいもみじ料理
を聞いたことがありません。
今の時期、赤いもみじの天ぷらが
余興のように添えられるのが関の山。
もみじの味とか、美味しいとか、そういう次元にはほど遠い。
いま、もみじを美味しくいただける一番確実な方法は、
もみじの落ち葉を山と積んで堆肥を作り、
それを畑の土に入れて、美味しい野菜作りの一助とすること。
急がば、ずいぶん遠回り。
いつか、誰か、作ってくれないかな
赤いもみじの千枚漬けとか、
赤いもみじの押し寿司とか(せめて鱒寿司の上にでも)
赤いもみじの麹漬けを甘酒に浮かべるとか、
粕漬け、奈良漬け、麹漬け・・・そのあたりで何とか紅葉したモミジの美味しい味、でませんでしょうか。
塩漬けや酒漬けは、色が損なわれる気がするし・・・
赤いもみじを見ながら、どうやったら美味しく食べられるかと、そればっかり考えている人、案外多い気がします。
「のんびりの」ネコのイラスト Hanapandaはなぱんだ