いずれも樹齢60年を超える壮麗な桜の大木。
お堀に映る幻影の花々も、実物と見まがうあでやかさ。
桜の美しさは、こんな幽玄の美しさに極まると思う。
入学式の校門に寄り添う桜も、公園に春の歓声をさそうてんこ盛りの桜もいいけれど、桜の真骨頂は”幽玄の美”にあると思う。
美しいだけじゃない美しさ・・・それが桜
写真は昨晩の富山城のお堀の桜。
松川の桜といわれています。
松川べりにつらなる3㎞の桜並木は壮観で、江戸時代に桜が植えられ千歳桜とよばれていました。
老化した桜は後に植え替えられて今に至り、大木でありながらも富山城のお堀に覆いかぶさる枝ぶりのおかげで、夜桜の時刻は、お堀べりを歩くと、上からも下からも桜に包まれたような浮遊感と美しさに現実感がなくなるような不思議な感覚が体験できます。
はなぱんだのパンダてぬぐい。猫とパンダ展に出展します。
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