レンコンは、直球で”アート”な野菜です。
この頃、かなりひろくアミューズ(amuse)流行り。
もともとは、食前酒にそえて、趣向をこらしたおつまみだったアミューズ=たのしませるもの。
けれど、いま、お店が競って趣向をこらしています。
客にとっても、食事の最初に、お店の技巧やセンスがうかがえるいわばお店の名刺みたいなもの をいただくことで、これからはじまる食事への期待がいやがおうにも高まりますね。
最近は食事の最初にだされるアミューズだけじゃなくて、お料理のどれもが装飾的になっているのはすごいですよね。
ブームが過熱気味?
その装飾をこらした盛り付けは、生け花のようで、お花畑のようで・・・・
お皿のうえに造りだされた小宇宙は、いつまでも見ていたいと思わせる、もう芸術品そのもの。
おうちで、お店のアミューズのように多彩で多種の装飾用の食材をちりばめることはできないけれど、おうちにはアルのです。
どーんと力強いアートなあの子が!!
レンコン。
輪切りにしただけで、こんなにアートな表情してる。
生命力と自然の神秘。
無垢の表情と純真。
希望のはぐくみ・・・・わきあがる食欲!?
なんて現代アート!
ゆでたブロッコリーのうえに、あえて厚切りにして酢を少々入れた湯でゆでたレンコンをのせました。
厚切りにしたのは、もっちりした食感をたのしむため。
いつものゴマスソース(「原材料:ゴマ」だけのねりごまと、「原材料:粒マスタード、醸造酢、塩」だけの粒マスタードを1:1であえて、水で適宜のばしたソース)をつけていただきます。
調理前はこんな感じ
巾9センチ×7センチ
京都に京野菜という地元野菜があるように、長岡市には長岡野菜という地元野菜があります。
レンコンも、90年の歴史がある大口レンコンというブランドの地元野菜があって長岡野菜のひとつです。
今回近くのスーパーで買ってきたこの写真のレンコンには、こんなラベルがついていて
肝心の大口レンコンかどうかはわからないのだけれど、個人名をブランドにしているくらい手塩にかけた自慢の品だということは間違いありません。もっちり、むっちりして、ほんとうにおいしいレンコンだったから。
原材料がゴマだけのねりごまの説明はこちら
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原材料が「粒マスタード、醸造酢、塩」だけの粒マスタードの説明はこちら
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