酉年だから、チンゲン菜の「鳥盛り」No.2は”美形のクジャクもり”
ゆでた青梗菜をクジャクの形にもりつけるとき、頭の位置を変えるだけで、クジャクの表情がガラリとかわります。
これはきのうのブログに載せたクジャクとまったくおなじもの。
写真を撮るとき、頭の位置を少し上、90度左にまわして写したものです。
これだけで、とてもスマートな美形クジャクに変わります。
だからそのときどきのチンゲン菜の形しだいで、さまざまな表情のクジャクになります。
ちがっていて、いいのです。
ちがっているから、たのしいのです。
ちなみにきのうのブログの写真とくらべると、ライザップのビフォーアフターくらいちがいます。
チンゲンサイ料理のレシピというほどのものではありませんが、盛り方のコツ。これ大事です。
ところで、この写真のまんなかのチンゲン菜の下の方。
ぽってりとふくらんで、両端が少し下に下がっています。
これはチンゲン菜でお料理した人なら見覚えのある形。
チンゲン菜の葉を外側から手ではがしたときの葉っぱの形そのものです。
でも、この形、クジャクの下半身にそっくりなのです。
クジャクの写真と見比べてみてください。
かわいい料理はただかわいいだけじゃないんです。
チンゲン菜の葉っぱの形と、クジャクの形・・まったくちがう植物と鳥に、似たようなかわいい曲線があるという自然の造形をたたえているのです。