鶏肉や豚肉をトマトで煮込むと、際立つ酸味がお肉の風味となじまなくてニガテ・・・。トマト煮込はコクをだすために油を多く使ってしまう・・・。そんなお肉のトマト煮込は、八丁味噌と日本酒を加えて料理すると、油にたよらずに、まろやかでお肉の風味が生きたコクのある味がつくれます。
水をまったく加えていないので冷蔵庫で数日保存できます。
あえて野菜も加えません。これも保存しやすくするためです。
しっかりした味のお肉だけの煮込みを”つくりおき”しておくと便利です。
いろいろなバリエーションで、野菜をたくさん食べることができるから。
1.サラダや焼き野菜、蒸し野菜のうえにのせる。(写真は、焼きねぎとセロリのスライスと)
2.野菜を炒めて、つくりおきの肉とそのソースで味をつける(1よりたくさん野菜を食べられる)
3.つくりおきを鍋に戻して野菜といっしょに煮込む
グルテンフリーの食事は、野菜をたくさん食べるので、いつもサラダっぽいものばかりでは飽きてしまいます。
しっかりした味のものを食べて満足感を得られていることが、グルテンフリーの食事を続けるためには大事かな。
【材料】
豚肉(角切り)
塩(赤穂のあまじお天塩 あら塩 ㈱天塩)
コショウ(S&B テーブルコショー)
オリーブオイル(サルバーニョ 輸入者:サンエーエンタープライズ)
バター(雪印北海道バター)
ローリエ
日本酒(純米酒 朝日山 朝日酒造)
トマト水煮缶(モンテベッロ・有機ダイストマト 輸入者:モンテ物産㈱)
八丁味噌(八丁味噌 カクキュー銀袋 (合)八丁味噌)
【つくり方】
1.豚肉に塩・コショウする
2.肉が丁度一段にひろがる位の小さいテフロンのフタ付き鍋にオリーブオイルとバターを入れて熱する
3.ローリエと1を入れて弱火でいためる
4.肉の表面の色がかわったら日本酒を入れてフタして蒸し焼きにする。途中何度か鍋をゆらして鍋の肉をころがす。トマトに酸味があるので、ワインでなく日本酒をつかうことでまろやかな味になる
5.トマトの水煮缶を加えてしばらく弱火で煮る
6. 八丁味噌と塩少々を入れてしばらく弱火で煮る
7. 最後に再度、塩味を確認して塩で味をととのえる
8. 私はこのまま何時間も煮たりせず、そこそこ煮たらあとは1日おいて、翌日以降、味がおちついてからいただきます。もちろん、長く煮るほどお肉は柔らかくなるけれど、私は「そこそこ煮たら1日置く派」です。とことん煮込むか、そこそこ煮るかはお好み次第で