滋味日日・・よく食べることはよく育むことだから

食べものにていねいにむきあうと、食べものは思わぬ底力をみせてくれるものです。驚かされて、感謝して・・・そういうところに ”滋味” は育まれて・・・

ハシビロコウ は青梗菜3枚でつくる

f:id:a31017:20170204143146j:plain
 チンゲンサイの葉で、料理の付けあわせを鳥の形に盛りつける鳥盛り=チンゲンサイバード」No.10ハシビロコウ

 くちばし=はし
 ひろい=ひろ
 こうのとりこう・・・だからハシビロコウ

 120cmもある大きくて目立つ鳥だから、エサになるハイギョが空気を吸うために水面にあがってくるのを動かないでじっと待っている・・大きいから動きが緩慢なわけじゃなくて、動かないのには大事なわけがあるのです

 ハイギョのように大きな魚を獲るために、大きなくちばしなのですね。

 アフリカの湿地で、一羽で暮らしている孤高の鳥なのは、見た目の風貌そのまま。
 ハシビロコウは、いつもまるい目を見開いていて、威圧的な雰囲気をかもしだしているのだけど、じっと目を見開いて、どんなことを考えているんだろう。
 鳥のつぶやき、聞きたいな。
 いつか鳥の微弱な脳波を読み取って鳥の会話が聞けるイヤホンできないかな。 

 上野動物園に行くと会えるんだよね。
 いま、一番、会いに行きたい生き物です。

【つくり方】・・レシピというには簡単すぎるチンゲンサイ料理だけど
1.チンゲン菜の葉を、塩を少々入れた湯でゆでる。
2.体になるチンゲン菜は、上を半分に折り曲げて、ふせて置く。
3.頭になるチンゲン菜を置く。
4.くちばしにするチンゲン菜の葉は、緑の葉の部分を切りおとしてつかう
5.黒ゴマを目にする
 まわりは、焼いたがんもどき焼きがんも



 かわいい料理は、ただ食材であそんでいるわけではないのです。チンゲン菜の曲線と、ハシビロコウの曲線がお皿の上でシンクロするたのしさをあじわうかわいい料理なのです。