前回のブログで紹介した”タメコリフェ”・・・
オリーブオイルで炒めて「ターメリックとコリアンダーとフェンネル」で辛くないカレー風味の味をつけるのは、さまざまな食材に応用できます。
ただ、ちょっとコツがあります。それは、この豆腐料理で説明するとよくわかります。
【コツ1】
食材自体にうま味があるものを使うこと。
前回のしらす干は、それ自体がうまみのかたまりだからおいしくなりました。
豆腐をつかう時は、豆腐自体にうまみのある豆腐をつかうこと。うまみのない豆腐がこの味付けでうまくなったりはしません。
【コツ2】
適度の塩味をつけること。
前回のしらす干しはそれ自体に塩味があったので、まったく塩は加えませんでした。
スパイスの味を活かすためには適度の塩味が必要です。
【コツ3】
あくまで食材自体のうまみを活かすための味付けです。
ターメリックとコリアンダーとフェンネルは、食材自体のうま味がそこなわれないよう、あまりたくさんスパイスを入れないでください。
スパイスの入れすぎは苦くなってしまいます。
これらのコツ(注意)を頭においてつくれば、ちょっといい風味の豆腐料理をたのしめます。
【つくり方】
1.豆腐を1.5センチ角に切る
2.1がちょうどひろがる位の小さいフタ付きのテフロン鍋にオリーブオイルをひいてあたためる。
3.あたたまったら、ターメリックとコリアンダーとフェンネルをふりいれて、香りをたたせる。
スパイスは焦がすと苦くなるので、温度に注意。
4.香りがたったら、塩と豆腐を入れて弱火で、鍋をゆらしたり、豆腐をひっくり返しながら熱していく。
途中、豆腐をひっくりさない間はフタをする。
5.豆腐からでた水分が、再び豆腐に含め煮されたらできあがり
作ってしばらくおくと黄色い色があざやかになるので、作っているときはものたりないくらいの色でいい。
あざやかな黄色になるほどターメリックを入れてしまうと、ターメリックの苦みが強すぎてまずくなる。
【材料】
木綿豆腐(越後豆腐(木綿) ㈱ゆのたに)
オリーブオイル
あら塩(赤穂のあまじお天塩 ㈱天塩)
ターメリック(パウダー)
コリアンダー(パウダー)
フェンネル(パウダー)
辛くしたいときは、チリペッパー(カイエンペッパー)を好みで加える