滋味日日 ・・・新潟の空気を ”お福わけ”

はなぱんだです。そちらはいかがお過ごしですか? こちらは・・・

クリスマスピラミッド

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 1987年に発行されたドイツのクリスマス切手(本物)です。
 描かれているのはクリスマスピラミッド
 ドイツのエルツ山脈地方の伝統的木工芸品です。


 この地方では、クリスマスツリーのかわりに
このような木製の階段式のものが教会などに飾られました。


 うえに付いている大きなプロペラは、
この階段式の飾りにおおくのロウソクが灯され、
その熱の上昇気流でくるくるまわる仕組みになっているのです。

 クリスマスツリーをたてる習慣は16世紀のドイツではじまりました。
 そして、マルチン・ルターがはじめてツリーにあかりを灯した人物と言われています。


 マルチン・ルター!?・・・聞き覚えのある名前。
 歴史で「16世紀、宗教改革、マルチン・ルター」と暗記した記憶はありませんか。
 そのマルチン・ルターです。
 彼がクリスマスの祝い方にこんな革新的なアイデアをもちこんだ人物だったなんて、そして、彼のおかげで今きらびやかにあかりの点滅するクリスマスツリーを私たちが楽しんでいるんだなんて、受験勉強のときにはまったく気づきませんでした。


 この切手のすてきなところは、
 左側の切手には1810年、
 右側の切手には1830年
と書かれているように、200年以上前のクリスマスピラミッドのスタイルを見ることができるところです。
 この切手は6枚つづりなので、6種のクリスマスピラミッドの図録にもなっているのです。
 この切手を額にいれて飾ると、シンプルだけどとても雰囲気のあるクリスマス飾りになるのですよ。


 お店に売られているクリスマスグッズは、もうそのほとんどが中国製やアジア製になっていて、色も質感も、なんだかギラギラ・テラテラとした味気ないものばかりです。
 クリスマス切手は、正真正銘、ヨーロッパの各国がそのお国柄や風習を描いたその国発行のものですから、とても小さなものだけど、ご当地の雰囲気をあじわうことができるのです。


 切手収集家でもない私でも、この写真のような1987年のドイツのクリスマス切手を飾ることができるのは、実はこれらは案外簡単に入手できるからなのです。


 ネットで切手通販もありますし、切手を販売している小さなお店もネットで探せます。
 そして、切手販売店があつまって行う販売会も、首都圏だけでなく全国各地で行われています。
 そして、そして、日本の切手収集家の方にとってクリスマス切手はあまり価値を見出されていないらしく、クリスマス切手はとても安価に売られているのです・・・かわいらしさが伝わっていないのでしょうか。
 近年の切手だと、ファンシーグッズのシールより安かったりするのです。
 よかったら、自分のお気に入りのクリスマス切手をさがしてみませんか。
 小さな額に入れて贈り物にしたり、部屋に飾ったり、とてもいい雰囲気を味わえますよ。
 そして何より、その切手は、欧米各国製の”本物”なのですから。